柿とユズの季節になりました。柿は無農薬100%、ユズも一回かけたかどうかのレベル。なので表面は綺麗なものばかりではない。

柿は、ヘタムシガの発生が少なかったのは良かったが、その分数が残り過ぎて一つ一つが全般的に小さめだ。

ユズは、間引きに気を付けたので小さいのが少なく平均的にいい大きさだ。枝から切った途端にユズのいい香りがする。

デコポンには、うちでは恒例の新高梨用の袋をかけた。収穫は来年１月だ。まだまだ先だが、袋を取った時には真黄色になっている。

モモの葉が落ちだした。モモの作業はこれから落葉拾いになる。

次の果物は柿だ。色付いてきたが、味は今一つ。もうちょっとの待ちだ。

ユズの大きさもいい感じになってきた。黄色になり始める頃だ。大体柿が熟れるのと同じ時期に黄色くなる。

デコポンの大きさが今一つで面白くない。葉も小さく、カイガラムシがだいぶ付いているのが気になる。スクレイパーでこそぎ落としているのだが、数が多く手が回らない。

モモの収穫が終わって、今度は肥料をあげないといけない。うちでは「もも専用」という肥料一つでまかなっている。

肥料をあげる作業も大変だ。抑草シートをはがして、枝を支えている棒をはずして、肥料を撒いて、カマボコホーなどで土にすきこんでやる。

終わったら抑草シートを戻して、また支えも戻す。樹の下に潜ってやる作業が多いので足腰が痛くなる。

ユズの間引きも大体終わった。大きなスダチだと間違えそうになるのもある。

デコポンはもっと大きくなっていても良さそうに感じる。今年は暑かったせいか果物全般が小粒のように言われることがいいが。

彼岸花にはいつも驚かされる。本当に咲く時期が分かっているのだなあ。

岡山夢白桃の収穫も終盤になった。選果場の受付もあと何日かだろう。

うちでは樹からモモの実を取った時には、大正時代に先々代が作った木の箱を使っている。

今ではまず無いのではと思うが。昔の人はよく作ったものだと感心する。

うちではモモの次はスダチがいよいよシーズンだ。大きくなったものから取っていくと次々と小さかったものが大きくなっていく。

例年この時期に、大学時代の同級生が市川の梨を送ってくれる。今年は幸水を送ってくれた。大きくて食べ応えもあり、少し冷やして食べるとこの時期は最高だ。